
こんにちは、ヘルサポの嶋田です。
ダイエット
今、世の中には多くのダイエット法がありますね。
今回はダイエットに対する私の見解を述べますね。
ダイエットの基本的考え
ダイエットと言えばお腹まわりや顎の下、二の腕についた『脂肪』をどうにかしたいと考えて始める方が多いのではないでしょうか?
そんな脂肪ですが
基本的に脂肪は体内の貯蔵エネルギー源なので簡単な計算で肥満(太ること)を予防することができます。
摂取するエネルギー量(食事量)と消費するエネルギー量(運動量+基礎代謝量)を引き算すればいいのです。
【摂取エネルギー量−消費エネルギー量】
ちなみに基礎代謝って
※基礎代謝は運動しなくても消費されるカロリーのことです。生きているだけでも心臓が動いたり肝臓が働いたり、胃腸が動くのでカロリーは消費されます。それが基礎代謝です。
⇓⇓⇓年齢性差別基礎代謝の平均は⇓⇓⇓をクリック
【摂取エネルギー量−消費エネルギー量】
答えがマイナス(ー)になれば体重は減っていき体脂肪も減りますので肥満の予防やダイエットができます。
しかし答えがプラスになれば体重が増えて体脂肪も増えます。
しかし…運動しても痩せない、食事を制限しても痩せないという方もおられます。
そんな時、トレーナー「陰では食べている」「言っているほど運動していない」と疑ってしまうものです。
じつは肥満(太る)の原因を突き止めることは難しく、個人差が大きいというのが私の見解です。
なぜ太る
理由は、太る(肥満になる)メカニズムにあります。
肥満には脂肪細胞そのもの数が増える過形成肥満と脂肪細胞のサイズが大きくなる肥大性肥満があります。
(数が増える=過形成肥満)
(サイズが大きくなる=肥大性肥満)
脂肪細胞の数は生後数年間と思春期に増えやすいといわれています。
また一度増えた脂肪細胞はその数を減らすことは難しいといわれています。
したがって過形成肥満が起きやすい幼少時期や思春期の状態(太っていたか)が重要です。この時期に太っていた方は脂肪細胞が多いので太りやすい体質の可能性があります。
大人になってからの肥満はほとんどが肥大性肥満と考えられています。
また、脂肪細胞は体内のホルモンや酵素(ホルモン感受性リパーセなど)の影響も強くうけていますので、体内のホルモン環境がどのような状態(生まれつきの体質や内分泌系疾患を含めて)になっているのかが重要であったり、精神的状態(抑うつ)と肥満には有意な因果関係があるという研究データもあります。最近では腸内細菌の状態も肥満に対して重要といわれています。
これらの理由により太っている可能性はあります。
一つの原因にこだわらない
肥満(太る)という現象は遺伝子要因や体内環境要因、生活環境因子(生活習慣)、外的要因(怪我や病気、季節など)など様々な原因が複雑に作用して発生していると思われます。
一つの原因だけを取り除いても簡単に解決しないと思われます。
ダイエットの基本
基本的には食事法と運動法で減量や体脂肪を減らすことは可能ですが、上手くいく人といかない人、またはそもそも暴食してもダイエットが必要ない人がいるのは個々によって様々な要因が複雑に絡み合っているためと思われます。
病気でも太る
内分泌(甲状腺や副腎皮質など)の疾患(病気)で肥満となる場合もありますので注意してください(症候性肥満)。
子供の頃や思春期は痩せていたのに・・・
幼少期や思春期(合わせて成長期)は痩せていたという人も多いと思いますが、成長期(幼少期・思春期)は成長にために莫大なエネルギーが必要になります。また思春期は部活動などで運動時間が長い方も多いため、ある程度過剰にエネルギーを摂取しても成長に必要なエネルギーに使われたり、部活動などの長時間活動にエネルギーを使われている可能性があり、太りにくかったと思われます。
それでも個人差があり過剰に食べ過ぎれば幼少期、思春期でも太ります。
痩せやすい思春期っていつまで
従来成長期である思春期は18歳から20歳ごろまでと言われていましたが、最近は24歳ごろまでを思春期とみなす傾向もあるようです。
20代中ごろから30歳ぐらいまでは痩せていたという方も多いのではないでしょうか?
その後、太るの体が成長に伴うエネルギーを必要としなくなってしまったかもしれませんね。
成長期は体の細胞が増えますが、成長が終われば体の細胞は減り続けます。
当然、細胞数の減少に伴い必要とするエネルギー量は減っていきます。
太りたくなければ必要エネルギー量を年齢と共に減らしていかないとなりませんね。
ダイエットをご希望の方はヘルサポの無料相談を受けることもできますので、ぜひご活用ください。



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