スポーツ科学マスターが教える!競技スポーツが上手になるトレーニング法

スポーツ

 こんにちは、ヘルサポの嶋田です。

 現代スポーツとトレーニング

 今日は、トレーニングのお話。

 スポーツって一言でいってもいろいろな競技がありますよね。

 現代スポーツにおいてほとんどの競技は『時間』の定義があります。サッカーやバスケットボールのように制限時間が設けられているものや、フルマラソンや100m走のように速さを競うものなどスポーツと時間の関係は非常に密接なものがあります。

そうなると、トレーニングにも時間を意識した内容のものを取り入れる必要が出てきます。
 それが筋パワーです。

 筋パワー

筋パワーとは、「筋力×スピード」で表すことのできる単位です。

わかりやすくいうと瞬発力と考えてもよいと思います。

また一定の時間内にどれだけの量の運動をこなせるのかという「仕事率」と捉えても差支えがないと思います。

たとえば

 重い荷物を運ぶ競技に参加した「Aさん」と「Bさん」

 ①100キロの重量物を持ち上げて100秒かけてα地点に移動させることができた「Aさん」
 ②100キロの重量物が持てない「Bさん」。(50キロなら持てる。)  100キロを50キロに分けて合計95秒(一度戻る時間もいれて)でα地点に移動できた

 この場合、Bさんは筋力はAさんに劣るけど筋パワーはAさんより勝ると考えるのです。

 現代スポーツにおいては

 スポーツにおいて優秀な能力となるのは100キロが持てるAさんより筋パワーが優れているBさんと考えることが多いのが現代スポーツの特徴です。

現代スポーツの特徴 

 現代スポーツにおいて極めて大切な要素は短時間でどれだけ優れた仕事ができるかになります。

 いかに強力な筋力を有していても時間がかかってしまうと現代スポーツでは不利となってしまうことが多いのです。

 そのことに気が付いているアスリートやトレーナーは筋トレの内容や量を極めて厳密にコントロールして筋量を増やすのではなく、自分の体格や実施競技に見合った身体になるように計算して身体作りを行います。

 そしていかに無駄がなくスムーズに身体を動かすことができるのかに注目して何回も反復練習を実施しているのです。

 どうしてもトレーナーや指導者は筋力や柔軟性、体幹力など一部の要素に注目してしまいがちですが、本当に大切なことは「仕事率」になることを覚えておくことが重要ですね。

スポーツトレーナーを目指す人は 

 担当するアスリートが、仕事率を高めるために必要ものは何かを見極めていくことですね。

 

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