専門学校の闇 【離職率】 柔道整復師なんてやめとけ

専門学校ってどんなとこ

離職率

こんにちは、ヘルサポの嶋田です。

今回も『専門学校の闇』シリーズ!!!なぜか人気なんです!!笑

今回は離職率のお話をします。
 【※このブログ記事は柔道整復師と柔道整復師養成学校についてお話しています。】

 現在、日本には様々な職業があり、職種により労働時間や給料などに大きな差があるといわれております。

 そして俗にいう『ブラック』といわれる職業は、離職率が高いと考えられています。

 現在の日本において、新卒3年以内に離職する代表的な職業飲食業宿泊業といわれています。

 ともに50%を超える離職率があるそうです。 2人に1人は確実にやめるのですね。。。

飲食業や宿泊業を経営している人は大変ですね。。。従業員を育てようとしても辞めてしまう訳ですから。。

 ですが、

 それ以上に離職率が高い職業があるかもしれません。。。。

 いや、あります!!!!

 それが私が取得している医療系国家資格『柔道整復師』です。

離職率が高い理由

 先ず、柔道整復師に関する離職率の詳しいデータはありません。

 えっ?? 

 業界団体が統計をとっていないからです。。。。

 この時点でもはや怪しいですね。。。。(笑)。

 私自身、柔道整復の専門教員として20年近く勤務して理事や学科長という責任ある立場で働いていましたが、一度も詳しい離職率を示したデータを見たことがないのです。。。。。

 これ、本当です。。。。

 なぜ、集計を取らないのか。。。。  理由はよくわかりません。。。。

 業界団体が集計を取らないなら養成学校が卒業生を基準として各校でとればいいと思いますが、これがまた困難を極めます。もしかしたらしっかりと統計を取っている学校もあるのかもしれませんが、私が知る限りでは、学校単位で集計を取りたくても連絡のつかない卒業生が多すぎて集計不能となっているところがほとんどなのです。

 柔道整復師という限られた狭い範囲で音信不通とは。。。。。

 幸い私はヘルサポを開業して多くの教え子の方達が遊びに来てくれたり、卒業後も連絡の取れる教え子が多くいたため、何となくですが卒業した学生達がどうしているかは把握しています。

 何をしているのか全く分からない教え子もおりますが。。。。笑

 そこで、本題です。

 あくまで私の感覚での話にはなってしまうのですが、この柔道整復師という業界の離職率は少なくて40%台、多くて60%台ぐらいではないかって感じています。(※3年以内の離職率です。)

 長期(3年以上)でみると平均して70~80%ぐらいの離職率はあるのかもしれないと感じています。

 理由は

 卒業生達と話しをしていると柔道整復師として働いている人ももちろんおりますが、多くは柔道整復師の免許を必ずしも必要としない業界で働いている人の方が多いです。

 整骨院や接骨院で頑張っている人よりも他業種で働いている人やエステやスポーツ施設など関連業界で働いている人の方が多いです。

 その傾向は近年の卒業生に多くみられます。10年以上前の卒業生は業界に残っている人の割合が高いように感じます。

 なぜ、こんなに離職率が高いのか。。。。

 原因はいくつか考えられますが、一番は柔道整復師の平均収入がここ20年でどんどん減ってきていることが大きな要因だと私は感じています。

 昔の柔道整復師の平均年収(20年以上前)は1000万円を軽く超えていたと言われています。近年は、この金額の半分程度でも良い方です。日本人の平均年収は461万円と言われておりますが、ベテランの柔道整復師でも400万に届かない方が多くおられます。

 どんどん柔道整復師の収入が減ってきているのです。

 特に若い柔道整復師は接骨院、整骨院経営者にいいように使われていると感じます。

 若い柔道整復師は安い給料で長時間労働を行い、昇給制度も無い状態で働いている人が非常に多いのです。これではみんな辞めてしまいますよね。。。。。

多店舗経営の闇

多店舗経営をしている柔道整復師は若い柔道整復師を使い捨てにしている現状があります。

その理由は。。。。 

多店舗経営している柔道整復師が若い柔道整復師を利用して、お金儲けするのが一番の理由です。

 闇ですよ。。。。。笑

多店舗経営する理由

 景気の良かった時代にたくさん稼いだ柔道整復師の先生が減少した収入を補うために、今は整骨院や接骨院を多店舗経営して減少した収入を複数の店舗から補う手法で収入を維持されている方が多いです。

 【昔、1店舗で月の売上が300万稼いでいたとしら現在はその3分の1程度でも良い方です。そこで現在は1店舗100万の売上の店舗を3店経営する手法で昔と同じ売上を確保しようとしているのです。】 

 そうすると経営者は儲かりますが、そこで働いている柔道整復師は、たとえ分院長でも中身は会社員ですので、どんなに頑張って働いて院の売上が上がっても自分の収入は上がらい仕組みになっているのです。
 【だたし法律的な責任はそこで働いている柔道整復師がとることになりますので、グループ院で働いている方はご注意下さい。。。。。。。。経営者ではなく、そこで働いている柔道整復師が全ての責任をおうことになります。】

 何年働いても給料が上がらず、仕事量も勤務時間も超過。。。。こんな状態で若い柔道整復師を働かせて嫌になって辞たらまた新卒を雇って補う。。。。このループを続ければ、安い人件費でいつまでも経営を続けることができるのです。。。。

専門学校の闇

 専門学校側は離職率を隠して学生募集をしている実態があります。

 私が昔、高校生に対して、入学斡旋のためのガイダンスをしていた時に高校生の親御さんから離職率のことを鋭く言われてドキッとした記憶があります。

 その時は「統計データがないのではっきりとしたことはわかりません」って逃げてしまったのですが、内心は親御さんのご指摘は当たっていて本当に申し訳ないと思ったこともありました。

 今ならはっきりと、この業界に入るには、かなりの覚悟がいりますよって言えるのですが。。。。。

 本当に申し訳ないと今でも感じております。

 今回は離職率のお話でした。

 まぁ、今の私も柔道整復師というよりは、スポーツトレーナー、整体師としても側面の方が完全に強いので離職者になりまが。。。。(笑)

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