専門学校の闇
こんにちはヘルサポの嶋田です。今回も私の経験から専門学校についてお話いたします。
※このブログの専門学校は柔道整復養成学校についての内容です。
今回の内容は専門学校で働いている教員は何故、現場で働かないのかについてお話します。基本的に専門学校の教員は柔道整復師の免許を取得している方がほとんどです。したがって非常勤で現場と教員を掛け持ちで働いている方は別として専任で専門学校に働いている方は何故、現場ではなく学校で働いているのか⁉についてその理由を私なりの見解でお話いたします。
※あくまで私の個人的見解であることはご了承ください。
やばすぎる専門学校の実態
まず、現在の専門学校は以前のシリーズ（※カテゴリー【専門学校ってどんなとこ】からご覧ください。）でお話している通り、専門学校には教育理念というのは皆無の状況です（一応、各学校で教育理念的なものは謳っておりますが。。。）。とにかく学校運営、学校経営（簡単な話金儲け）が最優先です。学校というよりは、利益を追求する会社と考えたほうが適切です。
そこで働いている教員も
①自分で接骨院を経営するつもりがないので学校という組織に属している人
②バイト感覚で教えている人※複数の学校を掛け持ちで教えている
③以前に接骨院を経営していたが上手くいかずに仕方なく学校で働いている人
④以前に接骨院で働いていたが仕事内容（不正や長時間勤務）が嫌で学校に逃げてきた人
以上のような方（タイプ）が多いと私自身は感じています。
教員としての資質
特に最近の若い先生(20代、30代)は①と④のタイプが多いと私自身は感じています。
特に④のタイプの人は学生に教える資格が無いと思います。
現場が嫌なら他の業界へ行けばいいだけの話なのに業界に未練があるのか、なぜか学校という組織に逃げてきて学生の前で偉そうなことを言っている人が多いです。そういう先生に限って俺は現場で凄かったみたいなお話をするので困ったものです。。。。。（笑）こういう先生、、、本当にいますよ。全員がそうとは限りませんが。。。。。。
それに自分は安全なところ（学校）に居座り、自分が教えた学生が将来不正に手を染めるかもしれないと分かっていて柔道整復師を養成するという行為はヘドが出るほど鬼畜な行為としか言いようがありません。
専門学校の教員とは
そもそも専門学校の先生って将来の同業者を育成することが前提です。それなのに現場から逃げてきた人、現場で働くつもりがない人がこれから現場で頑張ろうと考えている人を教えるのは矛盾しています。僕はそのような考えの先生は今すぐ学校をやめるべきだと思います。
学生は多額の資金と時間を費やして学校で学んでいるのでそんな先生が教える学校は詐欺行為をしていると思います。
《自分から本心を打ち明ける先生はいないでしょうが。。。。。。（笑）》
現場に行きたくない先生に限って本当は辞めたいけど学校が辞めさせてくれないとか、俺が辞めると学校が困るから。。。とかいいます。（笑）
結論！そんなことはありません！あなたが辞めても学校は大丈夫ですよ！（笑）。
私も実際いくつかの学校で重要なポジションで働かせてもらいましたが辞めたあと学校潰れていませんから（笑）。
私は自分に嘘をつきたくありません。正直、僕も教員になったきっかけは④でした。それからいろいろ悩み、苦しみ、学校を辞めました。金銭的、経済的には失ったものは大きいです。それでも辞めました。犯罪や詐欺行為に手を染めるための詐欺師養成所で働くことに意味を見いだせなくなったからです。
柔道整復師の必要性
私は、これから柔道整復師や鍼灸師、整体師、スポーツトレーナーになりたい全ての人に問いたいのです。
なぜなりたいのかと！
そのうえで柔道整復師という国家資格が本当に必要であれば取得すればいいし、必要ないのであれば現状の専門学校はお勧めしません。
国家試験を取得しないでもスポーツトレーナーや整体師として大成功している人もいれば、柔道整復師や鍼灸師の国家資格を取得していても日本人の平均年収に届かない人もたくさんいます。
働く意味
私は自分の生活のために働いています。自分の生活を豊かにするためには人に頼られる存在にならなければと考えています。一人でも多くの人を大切にして笑顔になれるように努力したいと考えています。その結果、自分の生活が豊かになることが仕事だと私は考えています。他人を騙して、言いくるめて、不正をする行為は仕事ではありません。それは犯罪です。
現在の専門学校は、業界の未来が明るくないことは重々承知しているにも関わらず、入学希望者を騙して学生を集めて学校経営をしているところがほとんどです。
先日、とある専門学校の校長がぼそっと、「柔整師は今後必要なくなる・・・」と私に言いました。だったら、即座に学生募集を中止して学校閉鎖しろよ！って思いました。この業界は学校やそこで働く教職員のことよりも、学生のことを第一で考えられない学校がほとんどです。それでは今、話題になっているビッグモーターと組織体質が全く同じです。
柔道整復業界は現場では不正が横行しておりますが、学校では腐った組織体質は蔓延しています。学生の将来よりも学校にお金が入ること、教職員の給料が守られることが第一となっています。
そんな業界に未来はありません。
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